アシストは10の処理施設で構成された中間処理施設です。
焼却炉(ロータリーキルン&ストーカ炉)
ロータリーキルン&階段式ストーカ炉は、流動性のある廃棄物の焼却に適したロータリーキルン炉と、木くず等のセルロース等の廃棄物の焼却に適した階段式ストーカ炉を統合した焼却炉で、それぞれの炉形式の利点を生かしつつ、欠点を補い合うことにより、様々な種類の廃棄物の焼却を同時に小雨客処理可能な焼却炉です。
タイプ | 長 所 | 短 所 |
キルン | 流動性のあるもの、加熱すると流動性が出る「廃プラ」などの焼却に向く | 下部から大量の空気を送ることができないため、木くずなどを焼却すると炭化物が燃え残り、それを無理に燃やそうとすると、クリンカーになってしまう |
ストーカ | 下部から大量の空気を送ることができるため、木くずなどが炭化物にならず、完全燃焼が可能 | 流動性のあるものは、大量に焼却しにくい |
破砕施設
建設廃材(廃プラスチック、木くず等)や鉄筋コンクリート、建設廃材の付着物(金属くず、ガラスくず等)を破砕します。破砕機は油圧二軸を採用しておりますので、電気式と比較すると粘り強くタフな仕事ができ、負荷の状態(過負荷)によって正転・逆転が自動的に行われ効率的な破砕ができます。定馬力制御、高圧化の為、高効率を発揮し、低騒音で環境に優しい破砕機です。
汚泥脱水・水処理施設
受入汚泥槽、振動フルイ、遠心分離式脱水機等により構成されており、建設・水産汚泥をフルイ機及び砂取り装置にて夾雑物及び石砂分を除去します。必要に応じ、酸又はアルカリ薬品を混入攪拌しPH調整を行います。汚泥に凝集剤を添加攪拌し、遠心分離機式脱水機にて脱水処理します。脱水後は埋戻材として再利用または焼却、最終処分を行います。
また、脱離水及び場内処分場からの浸出水は浄化処理し、焼却施設の冷却水として使用します。